「釦ホール」をきれいに縫うために。
家庭用のミシンで「釦ホール」を縫うのは、緊張しませんか?
職業用のミシンでもおなじです。
なかなか既製品のようには出来ません・・・
なぜ・・・?
既製品は、釦ホール専用の機械(ミシン)を使っているからです。
JKやコートなどは釦ホールをあけてくれる縫製屋さんにお願いするのもいいですが、
最近は、釦ホールをあけてくれるお店も少なくなってきましたね・・・
ということで、釦ホールをあける時に、私が気をつけている点をひとつ。
1 まず、試し縫いは必ずします。
その時は必ず、本番の生地のはぎれを使います。
生地の厚さや種類が違うと、ミシンのすべりなどが違います。
ミシンのすべりが上手くいかないと、ミシン目が狭くなったり粗くなったりと
見た目が汚くなります。
2 縫うときは両手をフル活用します。
下の写真の部分を両手でひっぱりながら縫います。
ボタンホールは生地が厚くなると、ミシンの進み具合が安定せず、むずかしくなります。
私は生地の厚さ薄さ関係なく、左手右手で生地の前と後ろをしっかりひっぱり、
ミシンの生地の進み具合を手で調節しています。
ミシンにおまかせしていると、生地の進みが悪かったり、
進みすぎてしまったり、ゆがんでしまったりするので・・・
両手をフルに活用する!のは、釦ホール以外でも大事です。
ミシンを縫うときに、ミシンにお任せだけでなく、
両手を生地に添えて上げて、左手右手で生地の前と後ろをしっかりひっぱり、
ミシンの生地の進み具合を手で調節してあげるときれいに縫えます。
生地の引っ張り具合は慣れていただくしかありませんが、
いろいろやっているうちに、ご自分のコツがわかると思います。
色々試して、楽しんでくださいね。
両手を自由に使うために、
フットコントローラー 大事です。
- 2014.02.25 Tuesday
- 釦ホールをきれいに縫うために
- 11:09
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- by la-suila